日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

【解決】スピーカーが片方しかない時には

ギターを教えている教室には、パソコンを音声出力できるパワードスピーカーが置いてあります。

録音しないときは、わざわざオーディオインターフェイスをつなぐ必要もないので、ヘッドホン端子とパワードスピーカーをつなぎます。

 

ところが、問題があります。

スピーカーが一つしかないのです。

 

ヘッドホン端子はステレオ。

これとパワードスピーカーのINPUTを繋いでも、L/Rどちらかの音しかなりません。

 

ギターのPANが片方に振ってあることなんて多々あるので、これでは困ります。

 

これは、macの音声出力を、モノラル出力に変えることで解決できます。

システム設定/アクセシビリティ内の設定を変えます

 

頻繁にこの設定を変える場合は、ショートカットアプリを使いましょう。

 

ショートカットアプリに登録

メニューバーに登録


これで、メニューバーから切替ができるようになりました。

 

もとよりレッスン集中モードを作っていたので、集中モードもショートカットに絡めてしまえば、

 

ワンクリックで集中モード+モノラルオーディオ切替

 

が可能になるんですが、逆に集中モードを終わらせたいときの絡め方があんまりわからなかったので、今のところモノラルオーディオ切替のショートカットのみを作って運用しています。

 

 

こういったケーブルも売っていますが、、、

 

 

ちゃんと機能するかどうかわからないし、ケーブル1本でも荷物を減らしたいんですよね。

Piascoreのすばらしい点と不満な点

 

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譜面管理ソフトは、Piascoreを使っています。

 

このソフト、本当にすばらしい。

かゆいところに手が届きます。

 

スタイラスペンを使った書き込みが便利なのは当たり前ですが、他にも素晴らしい機能があります。

 

私が特に気に入っているのは、タグ、セットリスト、ミュージック機能です。

 

タグは、自身でタグを作り、フィルタリングができます。

私の場合は、カバー曲、オリジナル曲、参加バンド、レッスン使用等のタグを作り管理しています。

 

セットリスト機能は、まさにLIVEでのセットリストです。

所有している楽譜から、LIVEで使う曲を選んでセットリストを作ります。

曲の追加や削除、順番替えも簡単にできます。

 

ページターナーを使っている場合は、ページ送りを押せば次の曲にそのままいくので、譜面を選び直す必要もありません。

 

それから、ミュージック機能、特にお気に入りの機能です。

 

譜面に音楽ファイルを紐づけて、譜面を見ながら再生できます。

紐づけできるのはAppleミュージックからはもちろん、自身で用意した音声ファイルも可能です。

 

リハで録音した音を紐づけておいて、自宅の練習時に録音音源を聞きながら譜面を見て復習、なんてことが容易にできるわけです。

 

ファイル管理アプリやミュージックアプリを起動する必要がないわけですね。

すばらしい。

 

褒めてばかりだと、ステマだと思われそうなので、不満な点を4つあげます。

 

1つ目は、クラウドからの楽譜入手方法です。

 

クラウドからの楽譜入手方法に関して、私はDropboxを使っていますが、Dropbox内の譜面をおいているフォルダをお気に入りに追加、といった機能があれば、入手がより簡単になります。

現時点では、検索かディレクトリをたどっていくしかないようですね。

 

2つ目は、譜面へのミュージック紐づけが一つだけ、という点です。

原曲とリハ録音音源、といった具合に複数の紐づけができたら、より使いやすくなると思います。

リハを複数回することもあるので、「前々回やったときはどうやったっけ?」といった確認が容易にできると嬉しいですね。

 

3つ目はレイヤー機能です。

Piascoreと比較される譜面管理アプリといえば、forScoreです。

調べてみると、値段が高い割にあまりPiascoreと変わらないようなので、Piascoreを選んだのですが、forScoreにはレイヤー機能があるんですよね。

 

これは、一つの譜面に複数のレイヤーを作って書き込みができる機能で、バージョン違いや、練習時と本番で表示する内容を変える、といったことができます。

 

オプション有料でも良いので、この機能はぜひPiascoreに搭載してほしいと思います。

 

最後の4つ目は、デバイス間同期です。

iPhone、iPad、macそれぞれにアプリがあるので、同じアカウントでログインしたら同期する、といった仕様だと非常に便利です。

 

譜面への書き込みはiPadですが、閲覧だけやセットリスト作成なんかはiPhone、macでもできると嬉しい。

 

 

不満点はあるものの、現時点でかなり完成度がたかいソフトなので、今後も使い続けること間違いなしです。

同期演奏に最適なオーディオインターフェイスを見つけました

同期演奏で気をつける最大のポイントは、トラブルがないようにする、です。

 

コンピュータを使う上でのトラブルは、コンピュータの負荷を軽くすることに尽きます。

 

コンピュータの負荷を軽くするには、

  • オーディオしか使わない(ソフトシンセをつかったトラックはすべてオーディオ化する)
  • トラック数を最小限にする

というプロジェクトを作りましょう。

トラック数は、オケとクリック(どちらもオーディオ)の2トラックが望ましいです。

 

実際の演奏時には、オケとクリックの出力先を別にします。

オケのトラックはPAに送る出力先、クリックはモニター(ヘッドホン)に送る出力先にするのです。

こうすることによって、外音にはオケのみ、演奏者のイヤホンにはオケとクリックを同時に返す、といったことができます。

 

ここまで書くと、同期演奏に求められるオーディオインターフェイスの仕様がわかってきます。

 

出力が2系統あるので、最低でも2ステレオ=4アウトプットが必要です(インプットは使わないので、不問)。

 

それから、なんらかの形で、モニターに返ってくるオケとクリックの音量バランスを調整できるものが良いですよね。

でないと、イヤホンから返ってくるのはクリックのみになります。

演奏できないわけではありませんけど。

 

この音量バランスを調整できる典型的な方法は、オーディオインターフェイスと連携するミキサーソフトを使う、というものです。

 

ある程度以上の価格のオーディオインターフェイスでしたら、こういったソフトが公式ページから無料でダウンロードできるようになっています。

このミキサーソフト上で音量バランスを整えるのです。

SteinbergのURシリーズで使えるミキサーソフト

しかし考えてみてください、演奏時のコンピュータの画面は、同期演奏のためのプロジェクトが開いているはずです。

もし上記ミキサーソフトを使うとなると、画面上にDAWのプロジェクトとミキサーソフトが同時に表示されている状態になります。

 

これは若干使いにくい上に、上記したコンピュータのトラブル回避という意味でも減点です。

 

これらを解決するオーディオインターフェイスをこのたび見つけました。

それが、ZOOMのU-24です。

 

 

仕様をテキストで見るより、本体の写真を見たほうがわかりやすいですよね。

①と②はともにアウトプット。

①はフォン端子2つをステレオで出力するのが一般的でしょうね。

②はヘッドホン端子で、①とは別の出力先になっています。

 

肝は③です。

小さいと思いますが、ここには

BALABCE(DAW1-2、DAW3-4)

と書いてあります。

 

なるほどこのつまみは、ヘッドホンから出力される音について、DAW1-2、DAW3-4のバランスを決められる、ということです。

 

例えば、DAW上で

  • DAW1-2をオケ
  • DAW3-4をクリック

に設定し、つまみを左いっぱいに回せばオケのみ、右いっぱいに回せばクリックのみはヘッドホンに返ってくる、ということですね。

そのバランスを一つのつまみで決められる、ということです。

 

これは最高の仕様じゃないですか!

 

電源はUSBケーブル経由か単3電池(2本)か、ACアダプタ(別売)を選べます。

同期演奏時はコンピュータとつなぐのが必須なので、USB経由で問題なければそれが一番ラクです。

 

音質は高級インターフェイスには劣ると思いますが、正直気にならないレベルです。

 

これは良い買い物をしました。

次回ライブより活躍してくれるでしょう。

譜面をiPadで管理するのに必要なものが揃いました

先日から譜面の電子化をすすめてきましたが、要約一段落しました。

以前の記事と重複するところもありますが、まとめておきます。

 

譜面の電子化に必要なのは

  • タブレット
  • ページターナー
  • スタイラスペン
  • タブレットケース
  • アプリ

です。

 

 

タブレット~iPad 第7世代(Amazon整備済み品)~

 

 

私は、これでAmazon整備済み品の存在を知りました。

届いた製品は、まるで新品かのようにきれいでした。

保証も180日ついていて、大満足です。

 

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ページターナー~LEKATO~

ページターナーとは、タブレットのページをめくれるデバイスです。

演奏中は手がふさがっているので、足で操作できるデバイスが必要ですね。

 

 

IK Mutimediaの製品なんかが有名ですが、高い。

ということで、返品覚悟で購入しましたが、全く問題ありませんでした。

 

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スタイラスペン~JAMJAKE~

タブレットに書き込みできるPencilです。

iPadには、Apple純正のApple Pencilがありますが、これまた高い。

ということで、互換品を探ります。

条件は、パームリジェクション機能。

あと、できればUSB Type-C充電ですね。

 

購入したのはこちら

 

 

似たような製品がいっぱいあるので、レビューの数が最も多いこちらを選びました。

結果、全く問題なく使えます。

私が購入したのに、あまりにもスムーズに書けすぎて、子供の絵描き用に使われている始末です。

 

一つ欠点をあげるとするなら、電池残量が見えないことですね。

インジケーターが点灯(バッテリー残量十分あり)、点滅(残量少)、消灯(オフ)の3タイプあり、これで判断するしかありません。

 

とはいえ、

35分間フル充電で10時間継続使用可能、5分間放置すると自動スリープし、30分間 放置すると自動オフ

とあるので、あんまり問題というほどでもありません。

ちなみに、充電端子はUSB Type-Cです。

 

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タブレットケース~エレコム TBWA19RWVSABK~

スタイラスペンが十分に使えることを確認したので、ペンホルダー付きのタブレットケースを購入しました。

 

 

これまた、Apple純正は高いので、互換品を。

しかし、これもAmazonでやたらめったら出てきます。

 

こういうときは、有名メーカーで、できれば日本企業のものを、と思いこちらを購入。

 

すでに届いて使っていますが、安いのにしっかりした作りです。

機能性は他に売ってあるものとほとんど変わらないので、作りがしっかりしているかどうかくらいしか比較できませんが、かなりしっかりめに作ってあって満足です。

 

アプリ~Piascore~

Piascore – スマートデジタル楽譜リーダー

Piascore – スマートデジタル楽譜リーダー

  • Piascore, Inc.
  • ミュージック
  • 無料

apps.apple.com

 

無料の楽譜リーダーだと、これ一択じゃないでしょうか。

譜面自体はDropboxに保存していますが、PiascoreからDropbox内のファイルにアクセスしてロードできます。

それらファイルをセットリスト化も可能です。

譜面への書き込みに関しては、手書きでフリーハンドは当然ですが、音楽記号(リピート、アクシデンタル、リハーサルマークなど)のスタンプも多数用意されていて、全く問題なく使えます。

 

設定で、演奏中には自動ロックがかからないようにできるところなんかも、かゆいところに手が届く機能ですね。

 

全部でいくらかかったか?

アプリは無料、その他の内訳は

  • タブレット 29700円
  • ページターナー 5004円
  • スタイラスペン 1912円
  • タブレットケース 1499円

合計、38115円でした。

※購入当時金額

 

実際は、これまで使っていたiPadなどをフリマサイトで売ったので、出費はもう少し押さえられています。

 

利便性を考えたら、良い買い物だったと思います。

ページターナーを買いました。

 

iPadで譜面を見るのに必須なアイテム、ページターナーを買いました。

有名なやつはとにかく高いので、とりあえず安いやつを。

 

 

大きさは、iPadと並べるとこんな感じ。

コンパクト、と言ってよいサイズだと思います。

 

 

重さは220gちょっと。

プラスチック製で、安物っぽい感じもありますが、その分軽くて持ち運びしやすそうです。

ギターケースのポケットに入れられる大きさ、重さですね。

 

Xでも書きましたが、私のiPadは古すぎて、無料の中では最強と言われている譜面アプリ、Piascoreがインストールできませんorg,,,,

 

ということで、Dropboxにおいてある譜面PDFを見てみます。

反応、めちゃくちゃ良いです。

ちなみに、緑の点滅はバッテリー残量を表していて便利です。

エフェクターを押したときのようなカチッという音もなりません。

 

Dropboxではうまくいきましたが、写真アプリやAppleのファイルアプリでは反応しませんでした。

まあ、Piascoreを使うまではDropboxを使うので全然構いません。

 

使うことはありませんが、ブラウザでの上下スクロールはできました。

 

充電はType-Cで、C-Aのケーブルがついてました。

 

とりあえずこのまま運用してみます。

 

iPadスタンドとしては、この記事で紹介しています。

 

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エフェクターボードを、エレキギターにも対応できるようにしました

私のメインパートはアコギです。

 

アコギのことを考えて作ったエフェクターボードがこれです。

 

上の写真、右から、チューナー、ブースター、空間系マルチですね。

(下の写真は、すのこ下からで、パワーサプライを仕込んでいます、下部にリンクあり)

 

 

 

 

ただ、ごくごくたまにエレキギターを弾くことがあります。

このセットだと、歪み系がないので、エレキギターは弾けません。

 

ということで購入したのがこれです。

 

 

昨年11月に発売された商品で、人気のため現在でも品薄状態ですが、私はなんとか手に入れました。

 

コンパクト・エフェクターサイズに、歪み系はもちろん、空間系もアンシュミもはいっています。

 

ということで、MS-70CDRをMS-50G+に差し替え。

MS-70CDRで使っていた空間系エフェクトは、MS-50G+にも入っているので、問題ありません。

 

ところで、歪み系にも嫌というほどエフェクトの種類がある中、私が好きなのはTS系です。

 

TS系のエフェクトもMS-50G+には入っていますが、一番好きな歪みだけは単体で持っておきたいんですよね。

 

ただ、通常サイズのコンパクト・エフェクターをおくスペースは作れそうにありません。

 

ということで購入したのがこちら。

 

 

本家であるIbanezのTube Screamer系列です。

ネットで調べたり、同じものを持っている人に聞いたりした結果、TS9とほぼ同じということで、購入しました。

 

こうなると、MS-50G+ではアンシュミ及び空間系を使うことになりますが、それでも使い勝手は良いですね。

 

ということで、購入したTube Screamerを組み込んだエフェクターボードがこちら。

※TSのフットスイッチハットは後日付ける予定

完璧です。

 

チューナーをminiにすれば、miniサイズのエフェクターを更に一つ足すこともできそうな感じですね。

 

ちなみに、エフェクターボード、パッチケーブル、パワーサプライ、フットスイッチハットのリンクも貼っておきますね。

 

 

 

 

エフェクターボード、パッチケーブルは言う事なしで満足しています。

 

パワーサプライは、DCケーブルが若干抜けやすいので、ゴムで止めています。

 

フットスイッチハットは、MOOERのものが有名ですが・・・

 

サイズ的にZOOMには使えないそうなので、上記の商品を使っています。

イモネジ3つで固定するタイプなので、問題なく使えています。

 

本格的にエレキギターを使うようになったら、さらなる沼へはまっていきそうですね・・・

Steinberg USB3.0 オーディオインターフェイス UR44Cを購入

 

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USB接続で運用し続けたDiscreteですが、操作性や不具合のことを考えて、買い直すことにしました。

 

購入したインターフェイスはこちら

 

 

以前、UR44を使っていましたが、非常に使い勝手が良い上、かなり安い。

今回はType C接続を選択できて、その場合は別電源も不要。

 

最近は、ライブで同期演奏をすることも増えたのですが、同期演奏時のインターフェイスの設定はとても大切です。

その点、URシリーズのクライアントソフトはとても見やすくなっています。

 

Discreteの方は、不具合を記載した上でオークションに出品しました。

USB接続ならほぼ問題なく使えるし、やっぱり音は良いですからね。

 

ただ、インプットそれぞれにGAINのつまみがあること、ヘッドホン出力2つとモニター出力それぞれにも別のつまみがあること、ファンタム電源の物理ボタンがあること、これらは操作性において重要だと感じたんですよね。

 

そのあたりが気にならない人でしたら、やっぱりDiscreteはおすすめのインターフェイスですよ。