日々じゃーなる

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田舎は不便、これは誰のせいでもない

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自分は田舎出身だ、と思っている。
しかし、田舎と都会の明確な区別はないので、あくまで主観的な印象だ。
 
大人になれば、ある程度自分の住むところをきめることが出来る。
その基準の中に、田舎寄りか都会寄りかというものもあるだろう。

 都会派?田舎派?

都会という要素の中には、その人口も含まれるので(というか、ほとんどがその要素だが)、都会在住者の田舎・都会の好みと、田舎在住者の田舎・都会の好みは、街角アンケートでは正しくならないと思う。
つまり、回答者の割合が明らかに都会在住者多めになるということだ。
それらの割合を考慮してとったアンケートを探してみたが、見つけられなかった。
 
しかたがないので、そういった考慮を無視してとったアンケートを見てみる。

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このアンケートの出処に信頼がおけるかどうかは分からないが、まあおおよそこんな感じだろうと思っている。
 
それもそのはず、都会が好きだから都会に住んで、都会はより都会になる。
田舎の方が好きな人が増えると、田舎に人が集まり、そこが田舎ではなくなる、といった矛盾が生じる。
だから、都会の方がアンケートでは上回るだろう、というのは容易に想像できる。
 
寧ろ、このアンケートを信頼するならば、1/3以上も田舎派がいることに少し驚く。
 
さて、なぜ突然田舎と都会の話を投稿したかというと、昔の職場でこういった経験があったからだ。
 

田舎の不便さを会社に訴える?

 
その職場での自分の立場は、業務委託を依頼している人の管理で、必要なときにブッキングして来社してもらう。
業務委託なので、曜日も時間帯も作業時間もばらばらだ。
 
あるとき、ある業務委託契約者からこう言われた。
 
「自分はここから遠い田舎に住んでいて、ここに来るのにも結構時間がかかるのだから、そこを考慮してほしい」
 
正直唖然とした。
 
上にも書いたとおり、住むところはある程度自分で選べる。
この人も、都会に住むという選択肢もある中で、田舎を選んだのだろう。
その理由はわからない。
空気が綺麗なのか、景色が良いのか、子育てに適しているのか。物件が安いのか。
 
しかし、当然都会の方が利便性では優れている(だから都会なのだ)。
田舎を選択するということは、都会の利便性を求められない、ということになる。
トレード・オフの関係だ。
 
自分で田舎に住むことを選択しておきながら、会社には田舎で住んでいることを考慮しろ、と訴えるのは筋違いも甚だしい。
 
都会在住者は、利便性を手に入れている代わりに、綺麗な空気や、良い景色、子育てに適した環境、そして物件の安さをある程度諦めている。
 
田舎の田園風景は、ニッポンのココロ、原風景といった表現で語られることが多く、それらの多くは正しいと思うし、実際に自分も田舎は好きだ。
 
しかし、都会に住まないと出来ないこともたくさんあり、今は比較的都会に住んでいる。
だから、いまのところ妥協している部分も色々とある。
それは、都会に住むことを選択した自分の自己責任であって、会社のせいでも、社会のせいでもない。
 
なんでもかんでも田舎のほうが良かったら、誰も都会になんて住まない。
田舎を選択する人は、田舎に住むデメリットを今一度よく考え、それを受け止める覚悟(といえば少し大げさだが)を持ってもらわないと、上の話のように、田舎の不便さの補正に会社を使う、といった不思議な現象が起きてしまう。
 
※ちなみに、上の話に出てきた人には、交通費は正しく支給されている