日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

人生を間違いなく変えた一冊

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
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今週のお題にのっかってみる。

 

自分の青春の一冊は、間違いなくこれだ。

 

青春漂流 (講談社文庫)

青春漂流 (講談社文庫)

 

 

出版されたのは1988年らしいので、かれこれ30年近く前だ。

自分がこの本に出会ったのは、10代後半。

 

 

自分や、自分の周りでは、将来のことや人生のことなんて真剣に考えている人は、正直誰もいなかった。

 

当時は、今考えるとバブルがはじける直前、つまりギリギリまだバブルだったので、社会全体としても、将来を心配する様子は少なかったと思う。

 

なんとなく大学に通い、みんなと同じように就活をし、そつない成績で卒業後に、それなりの給料をもらいながら社会を渡っていく、というどこにでもある幸せを、特に苦労することなく手に入れられると思っていた。

 

いや、そう思ってさえなかったかもしれない。

 

そんなときに出会ったこの本は、自分の社会に対する甘さを痛感すると同時に、こんなにものすごい人生を歩んでいる人々がいるのだ、と驚き、感動した。

 

筆者である立花隆氏は、ロッキード事件田中角栄を追い込んで有名なったジャーナリストだが、著作の幅は非常に広く、文・理系問わない質の高い本を執筆している。

その中には、脳関連の書籍も多数あるが、その中のどこか(どの本のどの部分かは思い出せない)で、

 

「20代前後の脳からは、その頃にしか出ない脳波が出ており、これが出ているときに受けた影響は、出ていない時に比べると、相当に大きいものになる。ときにそれは人生を決定づけるレベルのものになることも多々ある」

といった内容があった。

 

いま振り返れば、自分が今歩んでいる人生を決定づけた、それぞれのきっかけとなったものは、ほとんど20歳前後にであったものばかりだ。

 

生き方においてはこの本がまさしくそう。

 

音楽に関しては、今でも一番好きなミュージシャン「山弦」の二人組を雑誌で見て、付録CDを聞いて衝撃を受けたのもこの頃。

 

ブロードバンド(ADSL)のインターネットが普及し始め、あらゆることをネットで検索し始めたのもこの時期だ。これが、現在のテクノロジー好きにつながっているという自覚がある。

 

今でもこの本は、本棚の手前の方に置いてあり、時間がある時や何かに躓きそうになったときに読むようにしている。

 

お題は「青春の一冊」だが、青春というのが具体的に何歳くらいをさすのかはさておき、この本が最高、ということではなく、青春期(自分は20代前後と捉えている)に、とにかくたくさんの本を読むことで、逆に自分にとっての「青春の一冊」ができあがるのではないだろうか、と思う。

 

それは、おそらく良い「変化」を人にもたらすと思う。

 

 

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