読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

水に感謝、偽善でもなんでもなく、本当に

f:id:famo_seca:20160604130454p:plain

 

貧乏に「なる」のは難しい

 
学生時代は、一人暮らしにかかる費用と学費を通学しながら捻出していたので、笑ってしまうくらい貧乏だった。
別に貧乏自慢をしたいわけではなく、ただただ貧乏だっただけだ。
 
いろいろな人がいると思うが、当時のことを振り返ると、意外にも楽しんでいた記憶がある。
いかにして節約するか、ということを考えるのは結構な難問だったし、思いついて実行し、改善しまた実行、それを繰り返すうちによい方法が見つかるというのは、今考えれば、仕事、その他様々な面で役に立つことをやっていたと思う。
 
批判を恐れずに言えば、貧乏な人が金持ちになるのは、要は考え、努力し、結果を出すためにすすめばよい「だけ」なのに対し、金持ちが貧乏になるのは、精神的にかなり難しい。
 
日本は資本主義経済故に、どうしても貧乏な人が存在し、そういった人たちとも共存していかなければならないのだが、貧乏な人たちの気持ちを理解する一番てっとり早い方法は、自分自身が貧乏を味わうことにほかならない。
 
貧乏な学生生活を終えて長い月日が流れたが、今から貧乏な生活を故意にしようと思っても、あらゆる側面で壁があり、困難だ。
だとすれば、学生時代に貧乏を味わっていて本当に良かったと思う。
(自分の貧乏経験で、全ての人の貧しい人を理解できるとは到底おもっていない)
 

家賃も電気も平気、しかし水はやばい

 
さて、貧乏な生活をしていたときは、その貧しさ故に家賃滞納、電気ストップは当たり前で、最初はそれらにかなりの抵抗があったものの、繰り返すうちに慣れていった(もちろん、良いことのわけがない)。
家賃を滞納したときは、大家さんへの謝り方を工夫したし、ロルチャイルドではないが、金をもっている者が持っていない者よりも絶対的に優位なんだ、というのを、非常に低次元ながらに感じた。
また、電気が止まったときは、意外と暗闇でも生活が出来ることや、ロウソク以外で、より安価で燃え易い物質があることを知った。
(それは「ガムテープ」だったのだが、真似はしないように。理由は想像にお任せする。必死になったとき、ちょっとだけ前が見えなくなるのだ・・電気がないだけに・・)
 
しかし、止められて一日も持たなかった(つまりギブアップした)ものがある。
 
水だ。
 
日本人は、水と安全をタダだと思っている、とよく揶揄される。
本当にその通りで、水に関していえば、水道水が安全に飲むことができるのは、世界にたった15カ国しかないという事実もあまり知られていない。
日本の水道水はその中でもトップクラスで、東京の水道水が「TOKYO WATER」として海外に売られているくらいだ。
 
かくいう自分もそんな日本人なので、水がいかに大切かは、止まるまでわからなかった。
 
しかし、これは本当にやばい。
 
朝起きても顔を洗えない、歯を磨けない。
料理もできない、洗い物もできない。
洗濯も不可能。
少し手が汚れただけで、処理に困る。
トイレも無理。
 
朝起きて10分くらいで、水の出ない生活の難しさをいやというほど味わった。
 
上述したように、日本の水道の綺麗さは、世界トップクラスだ。
中には、歯磨きすらミネラルウォーターを使う人もいるらしいが、少なくとも日本でその必要はあまりなさそうだ。人の勝手ではあるものの。
 
自分は、昔から浄水器すら使ったことがない。
水道水を普通に飲むが、腹を壊した覚えもないし、まずくて飲めない、と思った記憶もない。
海外に行ったときは、本当に飲めない水が蛇口から出てきたこともあったし、滞納で水がとまったことのある経験もあるからか、今では水道水も、より美味しく飲むことができる。