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日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

文化の広がりのきっかけは、簡単なことや敷居の低さなのかもしれない

 

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

 

 

漫画はふだん全く読まないが、今話題になっている音楽系漫画があるらしい。
BLUE GIANT」という漫画だ。
 
音楽系の中でもJAZZを取り上げている、(おそらく)珍しい漫画。
漫画を普段読まない自分でも知っているのは、JAZZを取り扱っているからだ。
 
JAZZはすばらしい音楽だ。
それは好き嫌いをのぞいても素晴らしい音楽だと思うし、やはり好きだ。
 

JAZZの簡単な歴史

 
JAZZの歴史は古い、、、わけではない。
クラシック音楽の歴史が1500年くらいあるのに対し、JAZZは100年弱。クラシックの1/15の歴史しかないにも関わらず、その浸透率は(日本ではイマイチだが)非常に高い。
いかに急速に民衆に受け入れられていったかが分かる。
 
音楽はカタチがないので、分析に限界があるものの、現代の国内外のPOPSやROCKは、その起源をさぐればJAZZといえるものがかなり多い。
JAZZの発展なくして今のポピュラー音楽はなかったといえる。
 
しかしながら、ここ日本でのJAZZに対する印象は少々偏っている。
難解な音楽、大人の音楽、敷居の高い音楽、、、
こういった印象が強いようだ。
 
JAZZは、アフリカからアメリカ南部に連れてこられたアフリカからの移民(多くは奴隷として扱われた)とその子孫の民族音楽として始まった、という説がもっとも有力だ。
この起源と上記印象には、大きな隔たりを感じずに入られない。
なぜこんなにも変わったのかはわからない。
アメリカで発祥したJAZZという音楽を、日本にビジネスとして持ち込んだ時に、その一端を担ったのはブルーノートというライブハウス(もともとはレーベル名)だが、そのブランディングが、日本のJAZZに対する印象を決定づけた、ということなのかもしれない。
 

JAZZが浸透した理由

 
JAZZがたった100年足らずでここまで浸透した、つまり大衆に受け入れられていった最も大きな理由の一つは、敷居の低さだ。
クラシックが豪華なホールで聞く音楽、正装で聞く音楽というのに対し、JAZZはその辺が良い意味でテキトーだ。
JAZZのライブを見に行ったことがある人ならば、JAZZで使用するドラムのバスドラムの口径が小さいことに気付くかもしれない。バスドラムに限らず、ドラムキット全体が比較的コンパクトだ。

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今では、その音がJAZZっぽいと言われているから、コンパクトなドラムキットをあえて使用するのだが、もともとレストランの店内の一角を借りて生演奏をしていたので、楽器自体をコンパクトにせざるを得なかったのだ。
また、電源がとれないようなところでも演奏することがあるので、必然的に生音が大きい楽器、つまりピアノ、サックスやトランペットのような管楽器、ウッドベース、ドラムといったものが主たる楽器となった。
 
音楽はこうあるべき、ではなく、まあ楽しければ細かいことにはこだわらずにやろうよ、という敷居の低さが大衆に受けたのだ。
 

JAZZの浸透に期待

 
発祥して100年足らず、JAZZの印象は大きく変わった。変わったことが悪いとは思わないが、敷居の高さ故に入りづらい、というのは残念でしかない。
 
今回紹介した(といっても自分はまだ読んでいないが)漫画は、媒体が漫画、ということが素晴らしい。
漫画は、今や誰もが認める大衆文化の一つだし、漫画が難解、敷居が高いと感じる人は少なそうだ。つまり、入りやすい。
 
図らずとも敷居が高くなってしまったJAZZと、大衆文化の代表格である漫画、この2つのコラボレーションが、新たなJAZZ層を生んでくれれば、JAZZファンの一人である自分としては嬉しい限りだ。