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日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

現在、過去、未来

考え方 音楽

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時間は元に戻せないから過去は変えられないが、未来は自分たちの力で作ることができる。
 
より良い未来を作るために現在何をすべきかを、過去の教科書に学ぶ。
 
これが現在、過去、未来の捉え方だ。
あたり前のことだが、時間は連続的なもので、これを書いている現在も、あっという間に(本当に「あっ」という間だ)、それは過去になる。
 
上述したように、教科書は過去にしかないので、歴史を学ぶ意味があるとすれば、それは未来を作るため、と言える。
 
しかし、これには大前提がある。
歴史的な事実の裏には、歴史的背景があり、その背景と現在の背景はかなり違う、ということを踏まえていることだ。
 
そんなの当然、と感じるかもしれないが、実はそうでもない。
 
最近、日本の内閣総理大臣の中で最も話題に富む人物、田中角栄がブームらしい。
 
先行きの見えない時代に、政治家がどういった舵取りをすればよいのか迷っているなか、過去に中卒で日本をまとめ上げた人間がいる、ということで、その手腕をもう一度見直すことから学ぶことは多い、という風潮だ。
 
確かに、田中角栄の功績はすばらいい。
そして、そのカリスマ的な存在も、当時の日本には必要だったに違いない、おそらく。
 
しかし、かといってその手腕を真似すれば今の国家の窮地も脱することができるかと言えば、そんなに物事は簡単ではない。
 
交通機関が発達して世界との距離がさらに縮まり、インターネットの普及で情報の行き来もスムーズになった現代とは、時代的背景も全く違う。
 
同じところを探すほうが難しいくらいだ。
 
日本にも世界にも、その時代を革命的に変え人々を次の時代へ導いたリーダーが多く存在する。
 
今は、それらの事実を書籍、その他で簡単に知ることができる。
それらは勉強すればするほど、未来のためには役に立つのかもしれない。
 
しかし、コピーではほとんど意味がない。
そういった偉人が生まれた時代的背景と現代の時代的背景を冷静に見つめ、その違いを踏まえないと、とんでもない政策を打ち出す政党が表れ、そんな政党や政治家を支持する人が表れてしまう。
 
自分は音楽の世界で生きているので、なにかと音楽に例えるが、例えばある有名アーティストに憧れているミュージシャンのたまごがいたとする。
 
この人が憧れているアーティストに一歩でも近づくために、ひたすらこの人の曲を完全コピーし続けたら良いのかと言えば、そういう人は殆ど失敗する。
 
なぜなら、そのアーティストは、自分自身をコピーして有名になったわけではないからだ。
 
そのアーティストみたくなりたかったら、そのアーティストがどんな時代にどんな経緯を辿って有名になっていったのかをみなくてはならない。
 
その中で、どの部分が自分に適用できるかを自分の頭で考える必要がある。
結局、自分次第なのだ。
 
現在できることのなかで、常にベストの選択をするのは難しい。
だからこそ、ベターな選択をする工夫をし続ける必要があるのだ。