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日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

社内運動会を開催するのは良いが

 
2日前の記事だ。
 
こういった記事は、開催する会社が大きいときに取り上げられるので、中小企業は個人経営などの小さい規模のものを含めると、結構開催されているのではないだろうか。
 
色々と突っ込みたい箇所があるので、順に見ていきたい。
 

人間関係は希薄化しているのか

 
人間関係が希薄になる中、社員同士の絆を強めたり、士気を高めたりするのが狙い
 
人間関係が希薄になっているというのは、誰の感想なのか。
また、何を根拠に希薄と言うのだろうか。
 

運動会でしか一体化は図れない?

 
社員の一体化を図りたいと運動会復活を求める声が上がり、今回限りの取り組みとして企画された
 
こういうイベントをしないと社員の一体化を図れないのは結構致命的ではないだろうか。
あくまで、業務内容や課題に対しての取り組みで一体化を目指すべきだ。
 

少数意見は無視?

 
企画段階では「せっかくの休業日なのに」と否定的な意見もあったというが、「大盛況だった。来年以降の継続を望む社員も多い」と話す
 
「多い」というのがポイントで、少数の意見は切り取られてはいないだろうか。
全員が継続を望んでいるのならば、参加強制にする必要はないはずなのだが、どうなんだろう。
 
新入社員の中には、運動会の開催を前向きにとらえる風潮もあるようだ
 
前の記事同様、風潮「も」あるということは、やっぱり後ろ向きにとらえる人もいるということだ。
 
「会社の運動会などの親睦行事は参加したい」という設問に対し、「そう思う」と答えた人は82・3%に上った
 
つまり、20%近くの人は、参加に積極的ではないということになる。
 

なんとなくの感想

 
運動会で強いチームは、団結して戦略を立てられる、業績の良い会社が多い
 
会社のために行っていることならば、それをデータでしっかり出すべきで、少ないサンプル数から導かれたなんとなくの感覚としての意見は、あまり意味がない。
 

問題は強制参加

 
とまあ、とにかく細かく突っ込んできたが、社内運動会自体は別に開催が悪いとは思っていない。
問題は、それへの参加を強要されるところだ。
 
強制参加にしないと、イベントとして成り立たない、といった不満が出てきそうだが、それは単なる企画力不足。
 
企画する時間やお金がないという不満があるのならば、そもそもやる意味もない
 
また、上述したように、こういった組織立ったイベントは大抵、少数意見が無視される。
あるときには個性を発揮しろと言い、それはつまり自分固有の意見を持つことを怖れるな、ということであろうが、イベント参加に関してはなぜか、ほとんどの人が参加して楽しんでいるから、楽しめない人のほうがおかしい、といった空気になる。
 
仮に人間関係の希薄さが問題だったとしても、それを会社がサポートするというのは情けない限りだ。
 
簡単に言ってしまえば、「君たち、友達作るのが苦手だろう?じゃあその場を会社が用意してあげよう」ということと何ら変わらない。
 
小学生や中学生くらいならば、そういった人間関係を築く場を学校側が用意してあげるのは理解できるが、大人になればそれは自分ですべきものだろう。
人間関係の築き方だって、ネット上、リアル、趣味から、恋人から、などいくらでもある。
 
ぜひ社内運動会「強制参加」はやめてもらいたい。
 
組織にしかできないことはいくらでもあり、それらが日本の国力を支えているのも事実。
 
これ以上組織に対するイメージが悪化し、そこに入ろうとする意思を削ぐようなことが無いように願うばかりだ。