日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

本を読む”モード”

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普段から読書は日課になっているが、ジャンルは大まかに、フィクションとノンフィクションを半々で読むように心がけている。
 
同時期にフィクション2冊、ノンフィクション2冊くらいを並行して読むと、集中力も続きやすい。
 
読書を習慣化したいが、なかなか続かないという方は、ぜひ試して頂きたい。
1冊でも続かないのに、並行して数冊なんて、、、という声が聞こえてきそうだが、やってみればわかる。
おそらくそのほうが読み進めるのは早くなる。
(個人差あり)
 
さて、現在この本を読んでいる本の中の一つがこれだ。

 

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

 

 

初版は1983年なので、実に20年以上も前の本ということになるが、まだ途中ではあるものの、かなり面白い。
 
何が面白いのかというと、そんなに前に書かれたこの本の内容から、全く古さを感じないことだ。
 
言い換えれば、この本で問題提起されていることが、20年以上経った現代でもほとんど解決されていない、ということだ。
 
最近で言えば、豊洲問題。
この本で問題提起されていることがそっくりそのままあてはまるといっても過言ではない。
 

本によってモードを変える

 
フィクションは、特に速く読んだほうがよいとも思わないが、ノンフィクションは出来れば速く読みたい。
 
しかし、内容が難解な場合は、速さを優先すると理解度が落ちてしまい、本末転倒となる。
 
少なくとも自分にとっては、この本がまさしくそういった本で、読み始めは「なんとなく」読んでいたのだが、半分くらいまで読み進めたあと、「理解度が追いついていない」と感じ、もう一度最初から読み始めた。
 
2度目は、いわゆる精読だ。
意識の問題と、2度目ということで、理解度は飛躍的にあがり、その分面白みも格段にあがった。
 

わかりやすい本だけではもったいない

 
本屋の店頭に平積みされている自己啓発本は、最近の傾向として「わかりやすさ」を重視しているようで、それがもっとも滲み出ているのがタイトルだろう。
 
  • トイレでデキる10の習慣
  • 今すぐ実践したい7つのこと
  • 諦めることで見えること
 
もう削除されてしまったが、ありそうな自己啓発本のタイトルを列挙するまとめサイトに掲載されていたタイトルだ。
思わず、「ありそう」と唸ってしまう。
 
ということは、自己啓発本のタイトルにおける、おおまかなトレンドがあるということだろう。
その共通点のひとつが、「わかりやすさ」ではないだろうか。
 
しかし一方、難解な言葉や文章でしか伝わらないような深みのあるノンフィクションもたくさんあり、全部とは言わないがその中にも名著は数多くある。
 
難しいな、と思ったら、その本を読むことをやめる前に、精読モードに切り替えるか、2回読むか、その両方を試してみるのはおすすめだ。
 
本を捨てるのは、その後でも遅くない。