日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

スマホ子守が批判される国では、少子化が絶対に進む

 
何かとスマホは悪者にされる。
会議中にスマホと見ていたら怒られるのに、資料を見ていたら怒られない。
 
今やスマホで資料を全部閲覧できるようにしている人なんてたくさんいるだろう。
スマホを使って資料を見たらダメで紙なら良い、ということになると、製紙会社との癒着でもあるのだろうか、と疑ってしまう。
 
スマホは、その名の通り、スマートなデバイス。
「バカとハサミは使いよう」を現代ならば「バカとハサミとスマホは使いよう」と言い換えなければならないかもしれない。
そのくらい、スマホの使い方は多岐にわたるし、多くのことにアプリを通して対応している。
 

育児とスマホ

 
世界一子育てのしにくい国として名高い日本で、これだけ普及したスマホに、子育て関連のアプリが普及することは簡単に予想できた。
今や、アプリのカテゴリにも「教育」や「子ども向け」がある。
 
冒頭の記事によると、子育てにスマホを使うことを後ろめたく思っている人が76.3%もいるということだが、これはそれに批判的な人が多くいるのではないか、という空気を受けての数字と思って良いだろう。
 
つまり、スマホを使った子育てに何の批判も無ければ、この数字は著しく下がると思われる。
 
なぜ、スマホを使った子育ては批判にさらされるのか。
 
記事中男性の意見。
「手っ取り早く子供を黙らせるのには便利だろうけど、将来のことを考えると他人とうまく会話ができない子供になって、のちのち苦労するのではないか。子供をスマホで遊ばせると視力も低下するでしょうし、悪影響しかない気がします」
 
これだけ変化の激しいこの時代に、この男性にどれだけ将来が考えられているのか、甚だ疑問だ。
 
また、スマホを使ったら他人とうまく会話ができなくなる、といった単純な理屈が、はたして子育てに通用するものなのか。
 
それでも批判したいのならば、勉強をさせている親や、本を読ませている親など、独りで何かをさせている親は全て批判されなければならない。
 

育児に対する社会の理解

 
繰り返すが、日本は子育てがしにくい国だ。
その要素の一つは、子育ての大変さへの理解が少ない社会ということだろう。
 
記事にもあるように、電車内で子どもが泣くことを批判する空気がある中で、それを受け入れスマホを使って子どもをなだめたら、今度はなだめ方に批判が来る。
 
本当に子育てに理解のない国だ。
 
ちなみに、子どもが泣くのは親の躾のせい、なんていうことを言うのは、育児にしっかりと関わったことがないか、たまたま自身の子があまり泣かない子だっただけだ。
ある程度の年齢に達するまでの子どもは、躾なんて完全に無関係で泣く。
 

少子化がすすむ社会

 
結局、公共(公共だ!)交通機関での子どもやスマホまで含めて、まだまだ日本の子育てに対する理解が低いということで説明がつく。
それはつまり、今後結婚して子どもを作るときに、不安要素になり、少子化が進むという結果を生む。
 
少子化が問題だと思っている人は、まず身の回りの子どもと子育てをしている親の見方を変えなければいけない。
 
子は宝だ。
親にとってだけではなく、少なくとも日本にとっての宝だ。
社会全体で子ども支える、位の気持ちを持ってもらいたい。