日々じゃーなる

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子どもに受験させた理由

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私は結婚が遅く、その分子どもをもったのも遅かったので、友人の子どもは私の子どもよりもずっと年上のことが多い。

 

その友人の子は今年度から中学生です。今が6月なので、中学生になって2ヶ月くらい、子どもも親も段々落ち着いてきた、というところでしょう。

 

先日その友人と食事を共にしました。

私は酒をのみませんが、友人は見ている方が気持ちよくなるくらい酒を飲みます。

いや、その日は特に飲む量が多かったのかもしれません。

最初はビール、それから焼酎、ウイスキーテキーラと、翌日二日酔い間違い無し、という飲み方でした。

 

相手が酔っていたのもあり、少し前から聞きたかったことを思い切って聞いてみました。それは、なぜ子どもを中学受験させたのか、です。

 

私はその子どものこともよく知っていました。そして、その子が決して勉強も習い事も好きではないことも知っていました。

小学校6年生に上がった頃には、塾の授業時間がすごいことになっていて、勉強嫌いのその子にとっては、毎日が苦痛そうに見えました。

実際に、友人がいないところで私に「勉強やら塾やら、本当につまらない」と愚痴をもらしていました。

 

友人といえども、人様の家の教育方針にケチをつけるわけにはいけません。

しかし、それを踏まえてもやはり健全ではない、と思っていました。

その子は漫画が好きで、漫画のことを私に話す時に見せる表情は、愚痴をもらしているときと別人といっても良いくらい明るくハツラツとしたものでした。

 

好きなことをとことんやらせれば良い、と言う私の考えは極端で、ほとんどの場合、漫画が好きなのはわかるけれども、ほどほどに、という感じになるのでしょう。

といっても、わざわざ嫌いな勉強をよりたくさんしなくてはいけない、つまり受験させるという教育方針は、それはそれで極端だと思います。

 

で、それを聞いてみたのです。

それまでご機嫌に酒を飲んでいた友人の顔が一瞬曇ったように見えました。そう見えただけかもしれません。しかし、すぐに明るい表情に戻りました。

そして、まるで冗談を言うような口調でこう言いました。

 

あの子は小学校でいじめにあってたからね

 

軽い口調とは裏腹な内容に私も言葉を失いました。

その言葉は私に向かって発せられているというよりは、空(くう)に向かって吐き出されて、それを自分自身で見つめ、無理やり納得しているように感じました。

 

公立の小中学校は住んでいる地域で決まるので、受験せずに進学するということは、同級生の顔ぶれがさほど変わらない、ということを意味します。

つまり、いじめがそのまま続く可能性が十分に考えられるということです。

 

親という立場ならば、少々子どもが勉強を嫌がっても、勉強や受験を強要することによって子どもから嫌われても、いじめの環境から抜けさせたいと思うのは当然でしょう。

 

 

勉強嫌いな子に受験させるのは健全ではない、という主張の浅はかさは認めるものの、私の考えに基本的な変化はありません。やはり好きなことをさせたほうが良いし、嫌いなことは強要するべきではありません。

 

でも嫌いな勉強といじめの環境を天秤にかけて、どちらかを選ばないといけないというのも酷です。

親にとっても子にとっても、それはちっとも良い選択肢ではありませんよね。

 

なんとかならないものかな、と思ってしまいます。

 

 

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