日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです

初心者向け教則本「以外」が少なく感じませんか?

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音楽関係にいるということもあって、

「ギターを始めようと思うんだけど、オススメの教則本ある?」

といった類のことを質問されることも多いんですよね。

 

ここで、私が「初心者向けギター教則本ならコレ!」みたいなことをすぐに言えたら良いのですが、正直あんまり知りません。

 

決して良い教則本がない、と言いたいわけではなく、どの教則本もそれなりに(?)しっかり書いてあるし、もちろん嘘はほとんど(??)書いていないので、ちゃんと本に従って学んでいけば、技術向上を見込めると思います。

 

ちなみに、私の場合はギターよりもピアノを先に、しかもかなり幼少期から習っており、それからずいぶん経った高校の頃にギターを始めた、という経緯があるので、ギターを始める段階で、ギター初心者ではあったものの、音楽初心者ではなかったわけです。

 

多くのギター教則本(ギターに限りませんが)は、結構最初の方に音楽理論初歩が載っています。

メジャースケールのインターバルや、楽曲のKEY、コードの成り立ち、表記、進行などですね。

ギターを始めた頃の私も、楽器屋の書籍コーナーへ足を運び、初心者向け教則本をパラパラとめくってはみたものの、音楽初心者ではないこともあり、上気した音楽理論をはじめ、すでに知っていることが多かったため、購入には至りませんでした。

 

まあ、なんとか自分でやってみよう、と。

 

しかし、考えてみれば教則本の多くは、初心者向けですね。

「○日で弾けるようになる」

「カンタン!ギターバッキング」

など、実際にありそうです。

 

なぜ音楽の教則本は初心者向けが多いのか。

私は理由が2つあると考えています。

 

一つは、購入対象者が多いから。

一念発起してギターを始めようと思う人は多いのですが、約半数は続きません。指が痛い、Fコードがならない、練習する時間がない、家族からうるさいとクレームがつく、といった理由で次々と辞めていきます。

 

で、続いた人がギターを弾けるようになるのですが、必ず初心者を通過して中級以上になっていくわけなので、出版社としては購入対象者の多い初心者向け教則本を出す、というわけです。

これは、音楽に限らずどんなジャンルの教則関係書籍でも同様のことが言えるでしょう。

 

もう一つは、中級者以上が学ぶことは、教則本に書くまでもない、ということです。

ギターを学ぶきっかけになるのはほとんどの場合、その人にとってのかっこいいミュージシャンの存在があります。

面白いのは、そのミュージシャンがみんな違う、ということです。

きっかけのミュージシャンが違うということは、音楽の嗜好も違うということなので、基礎的な部分を学んだ後は、好きなミュージシャンの真似をするのがもっとも効率の良い上達方法だ、ということです。

 

ギターの講師になりたい、というのが第一目標であれば、多くのジャンルに対応したギターの知識、奏法を学ぶことが必須ですが、そうでない限りは自分の好きなミュージシャン像に一歩でも近づけばそれで良いわけですね。

ハードロックギタリストを目指す人が、クラシックギターを極めようとする必要はない、ということです。

 

1つ目の理由はさておき、2つ目の理由は音楽を学ぶにあたってとても重要なことだと感じます。

音楽のような明確なものさしがない事柄においては、自分の嗜好というのが唯一無二の尺度です。

だとすれば、好きなミュージシャンの真似をするのは非常に効率の良い上達方法です。

それは奏法に限らず、持っているギターや機材、弾き姿、服装、なんなら口癖まで真似するくらいの勢いがある人の方が、上達は早い。

 

ある程度の技術があるのに、教則本に頼ろうとしている人。

自分の大好きなミュージシャンの「すべて」をコピーしようとするほうが為になりますよ。

 

 

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