日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

すぐに真似できることは真似しよう

先日、後輩がやってるバンドを見に行ってきました。

 

完全プロ志向、、というわけではないものの、しっかりと活動していきたいとのこと。

 

演奏時間は30分強。

演奏技術は、音楽歴を考えるとまずまず。

曲はこれから、という感じ。

 

で、決定的にダメだった点がありました。

 

MCです。

今回のライブは、結構ブランクあってあんまり良いパフォーマンスできませんけど、よろしくおねがいします。 

 

 

 

音楽でステージに上がっているひとは、おそらくプロがやっているステージをリアルなりテレビなり動画なりで見た経験はあると思います。

プロはやっぱり上手ですよね。

ステージングや演出に関しても、ちゃんと予算が付けられているし、餅は餅屋じゃないですけど、細分化されたプロたちが携わっているだけあって、全体として素晴らしいものになっています。

 

お金をかければ必ず良くなる、とは言えませんが、少なくともお金をかけないよりかけたほうが比較すると良くなります。

かけられるお金がプロとアマチュアでは全然違うので、ここばっかりは真似することはできません。

 

じゃあアマチュアはどうすべきか。

それは、すぐに真似できるところだけでもよいから、真似することです。

 

上にも書きましたが、プロは技術が高い。

技術を上げるのは、今日明日の話ではありません。だからすぐに真似しようと思っても、とにかく時間がかかります。

それから、繰り返しますがお金もかけられない人が多い。

多少裕福でも、プロが立っているステージにかかっている予算を個人でかけられる人はいないと思います。

 

じゃあ、どこを真似できると思いますか?

 

まずは服装。

高級な服を買え、という意味ではありません。そこに気を使っているか、ということです。

職業柄、数えきれないくらいのステージを見てきましたが、プロは(当然ですが)必ずステージ用の衣装に着替えて出演します。

シンプルなTシャツであっても、それはステージ用の衣装です。

 

それから、上に書いたMC関連です。

「今回のライブは、結構ブランクあって・・・」

これは完全に言いわけです。

お客さんは

「そうか、ブランクがあるのか、だったらライブが良くなくても仕方ないね・・」

って思うと思いますか?そんなこと思いません。

このMCを言うことによるプラス要素は完全にゼロです。

 

音楽のライブとはいえ、少しくらいMCをする時間があったほうがメリハリがつく、ということはあるので、プロアマ問わずMCはあります。

 

ただ、そこで言い訳的なMCはしない、と気をつけることはすぐにできます。

それ以外にMCで言うことが思いつかないのならば、何も言わない方がよっぽどよい。

 

 

ステージを見に来てくれた人に、少しでも楽しんでもらおうと思うのならば、自分がみて感動したライブがどうだったか、というのを研究するのが一番です。

感動したライブをやったミュージシャンは普段着だったか?

言い訳的なMCをしていたか?

これらは、技術や予算と違って、明日からでも改善できます。