日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

NHKは壊したらあかん→いや、そういう意味じゃないでしょ?

台風19号で「NHKは壊したらだめ」「NHKは国民を守ってくれる」というツイートが大拡散 | ゴゴ通信

 

うーん、どうですかね。

 

NHKの存在意義については、必ずこんな感じのことが言われます。

広く国民が得るべき情報を伝える放送局が必要、みたいな。

 

でも、ちょっと待って。

N国の立花代表が壊したいのはNHKですが、詳しく言うとNHKのシステムなんだと思いますよ。

 

上に書いたように、もし国民全員が知るべき情報というのを放送を通じて、というのならば、それは公共放送ではなく国営放送にするべきで、税金で賄われるべきです。

 

シンプルに考えて、ですよ。

見てもいない放送の受信料を支払う義務があるというのは、やっぱりおかしいと思うんですよ。

ただ、それが税金だったら仕方ないとギリギリ思えます。

だって、通ったことがない国道だって税金投入されても、仕方ないと思いませんか?

 

 

事情も昔とは違いますよね。

昔は、メディアと言えばラジオか新聞かテレビしかありませんでした。

災害報道においては、新聞は即時性がないので、ラジオかテレビ。

画像があるので、情報量ではテレビが圧倒しています。

 

そんな時代には、数字の取れる番組作りをする民法とは別の、国民が知るべき情報を、できるだけ早く伝える放送局がないといけなかったと思います。

 

時代変わって、今はどうですか?

ネットが普及して以降、情報のほとんどをネットから得ているという人も多いのでは?

その人達は、テレビを見ている人達に比べて情報に偏りがあったり、質・量で劣ってたりするんですかね?

 

選択肢として、NHKはあって良いと思います。

だから、選択性です。

これがいわゆるスクランブル放送です。

 

今や国民にとって必須のネットだって、選択性でしょう。

NHKだけ受信料強制は、意味がわからない。

 

 

この記事に対するネットのコメントも、自演じゃないか、っていうものばかり。

でも、そうつっこみたくなります、正直。

 

・とりあえず今回の台風19号首都圏来襲で、現時点でわかった一番シンプルな教訓は、N H K は 壊 し た ら あ か ん ということではないかなと思う。」

→「なぜ」が書いていない


・CMなしでずっと災害情報伝えてくれるのはありがたいと感じました。

→ネットなら可能、国営放送でも可能、スクランブル放送でも可能


NHKから国民を守りたい人がいても構わないが、明らかにNHKは国民を守っている

→「なぜ」が書いていない


・壊したらダメなのはわかったけど受信料高いから下げてほしい

→見たい人だけが見れるシステムではなぜだめなの?


・すでに民放は台風情報をNHKに丸投げすることで通常番組を放送しています

→ネットや国営放送、スクランブル放送などでも、同じ情報は伝えれます。

 

と、まあ2秒で思いつける反論があるわけです。

 

NHK、変わってくれないかな・・・