日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

残業に罪はない

こんなの絶対おかしいだろ!働き方改革「みんな定時で帰りたい!」8選 | Viralhighway

 

タイトルは、あえて昨日の記事とそろえました。

 

famo-seca.hatenablog.com

 

本当におんなじ考え方で私は考えています。

つまり、残業自体が悪いわけじゃなくて、それを強要したり、定時で帰っちゃいけない空気を作るのがまずい。

 

私の知り合いが経営している居酒屋があります。

そこはすごく繁盛していて、従業員もいつも忙しそう。

 

私は従業員とも店長(=オーナー)とも知り合いなんですが、忙しいと従業員がすすんで残業します。

すると、落ち着いてきたときに、感謝のかわりにまかないプラスアルファがでます。

これは、

「残業したらこういうご褒美あり」

みたいな決まりがあるわけじゃないんです。

あくまで店長のその場の感謝を表しているだけです。

 

実際、まかないプラスアルファを、残業してくれた従業員に出そうとすると、

「いや、いいですよ、自分が勝手に残っただけですし」

といって遠慮するんです。

まあ、結局はありがたくもらっていますけどね。

 

忙しかったら自らの意思で残業したいと思ってくれるのはなぜか。

それは、その職場や仕事に魅力を感じるからでしょう。

 

今、働き方改革で残業自体が悪者にされてます。

雇っている方が強制していなくて、従業員が自らの意思で残業しても、NGという風潮です。

 

雇っている方と雇われている方にちゃんと信頼関係があれば、強制なんかしなくても、本当に大変なときは手伝ってくれます。たとえそれが残業でも、です。

そういう残業まで悪とみなすのはいかがなものでしょうか。

 

理想論に近いことは承知しています。

ただ、上司という立場ならば、定時に帰ろうとする部下を見たときに、そういう考え方、つまりこの職場で働くことに魅力を感じさせられていないんだ、という発想は持つべきでしょう。

本当にサボりたいだけの部下もいるかもしれませんが、そうじゃない人だってかなりの数いると思いますよ。

 

残業するほうが偉い、という風潮から、残業自体が悪、という風潮への変化。

私はどちらも違うと思います。

働きたいと思う職場や仕事内容だったら、余計な決まりはいらない。

自らの意思で、定時に帰るか残業するかを決められる風潮が最も望ましいと思います。