日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

音楽屋なので、たまには音のことも書こう その2

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famo-seca.hatenablog.com

 (その1の続き)

各音源と、その接続方法

※どれも、あくまでライブを前提としている。録音では全く違う

ボーカル、コーラスマイク

マイクは、一般的に「キャノン」と呼ばれる端子で、モノラルなので、ミキサーと繋ぐ場合は「キャノンのオスーメス」のケーブルを使えば良いだけだ。

キャノン端子の正式名は、「XLR」なので、購入時は「XLR オスーメス」のケーブルで探せば良い。

エレキギター

エレキギターは、ギターアンプのスピーカーにマイクを向けるので、上記マイクと同じだ。

ギターからギターアンプまでは、ギタリストが行うので、気にする必要はない。

アコースティック・ギター(以下アコギ)

アコギには、本体にケーブルを繋いで音を送れる、エレアコと呼ばれるものがあり、ライブではこれを使うことが多い。

アコギに付いている端子はPHONEのモノラル端子なので、PHONE-PHONEというケーブルでミキサーのPHONE端子につなぐ。

ただし、ギターからミキサーまでの距離が遠い場合は、「DI」という機材を使う。

つなぎ方は

アコギ→DI→ミキサー

となる。DIの入力端子はPHONE、出力端子はキャノンなので、ギターからDIまではPHONE-PHONE、DIからミキサーまではキャノンのオスーメスでつなぐ。

DIの役目は、簡単に言えばノイズ軽減だ。

だから距離が遠い時に使う。

距離が近くて、ノイズがそんなにないときは、アコギからミキサーにPHONE-PHONEで直接つなぐだけで良い。

尚、エレアコでない、つまりケーブルをつなぐところがないアコギの場合は、マイクで音を拾うだけなので、上記マイクと同様。

ベース

ベースは、ラインで出力することが多い。

ラインとは、上記エレアコも同じだが、楽器にケーブルを繋いで音をだすシステムだ。

(つまり、音の出し方は、マイクかラインかの2種類と思って良い)

ラインということは、エレアコと同じつなぎ方で良いはずだが、ベースの場合はベースアンプを使うことが多いので、若干異なる。

ベース→ベース・アンプ→ミキサー

となる。

ここで、ほとんどのベースアンプには、「DIアウト(バランスドアウト)」という端子がついているので、こことミキサーをつなぐ。つまり

ベース→ベースアンプ兼DI→ミキサー

となる。

ベースからベース兼DIまではPHONE-PHONE、ベース兼DIからミキサーまではキャノンキャノンのオスーメスでつなぐ。

稀にベースアンプにDIアウトが無いことがあるが、その場合はベースアンプ自体を使わず、エレアコと全く同じつなぎ方をするか、ベースアンプのスピーカーをマイクで拾う、エレキギターと同じ方法を使うか、だ。

ドラム

ドラムは、たくさんのパーツからできているが、それを適切な数のマイクで拾う。

最低3本(バスドラ、スネア、カナモノ)、多いと10本くらいでひろうこともある。

 

残り1回くらいは、音の出し方のことをかいてみようと思う

 

 

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