日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

大学は最先端??

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news.yahoo.co.jp

 

また、大学というものを履き違えた制限ができているようだ。

 大学生にネット制限なんて、現状無理

大学は教育機関ではなく、もちろん就職斡旋機関でもなく、最先端の研究機関だ。

だから、そもそも大学に入れる人は、「各種研究の分野に興味がある人」に限られるべきなのだ。

しかし、たかだか高校までの知識を問う試験に合格するだけで入学させておいて、本来の学業目的以外にネットを使われて制限をかけるなんて、解決方法が稚拙すぎる。

ネットに制限をかけたら、大学でやらずに、巷の公共Wi-Fiや自宅のネットでするだけだろう。

 

記事中にもあるが、そもそもネットを使えるようにしているのは、研究のためだ。

逆に言えば、最先端の研究をおこなう大学において、ネットの利用は現代において不可欠だ。

最先端の研究を行う為に、そのデータ量も必然的に膨大になる。

制限を設けることによって、研究活動に支障が出ることが懸念される。

入学は難しい、卒業は簡単

よく言われるように、日本の大学は入学の難度に比べ卒業の難度はかなり低い。

海外の大学は逆だ。

学内で、本来の研究と学業に関係ないことをし続けていても、その大学にそのまま在籍することができる、という状況や空気の方が最も問題で、優先的に解決方法を模索するべきだ。

 

極論を言えば、学内で学業や研究と関係ないことをしても、本業(つまり研究)が問題なく進んでいれば、問題ないだろう。

自宅でするか、大学でするか、だけの差だ。

それでも通信料過多になって研究に支障が出るのなら、ネット回線を強化するしかない。

大学の捉え方を変えてみる

また、大学を研究機関だけでなく、学生が暇なことを逆手に取って、様々なことに挑戦する場所、期間とみなす方法もある。

だとしたら、ゲーム、ソーシャル・ネットワークの制限には全く意味が無い。

世界中の最先端テクノロジーは、ゲームやソーシャル・ネットワークから生まれないとも限らない。

確かFacebookのCEO、マークザッカーバーグFacebookのプロトタイプを作ったのは、大学生の頃だったと思う。

どんな分野に興味をもっても、現代においてインターネットは欠かせない。

だとすれば、やはりそれに耐えうるネット回線の強化は必須だろう。

大学生にまで、考えさせないシステムに疑念を抱く

いい加減に、大学の捉え方も見直されるべきだ。

小中高の教育で培った知識で入学できた大学で遊びまくり、大学の名で企業に就職したは良いものの、研究者でもない限り(時には研究者でさえ)、大学で得た経験知識はリセットされ、社会でもまれて改めて積み上げていく、という非効率的な状況は本当に嘆かわしい。

高等教育までおわったら、充分すぎるくらい個性も育っているだろう。

その時点で成績とは別に、どういった人生を送るかを考える必要性(つまり、成績が良ければ偏差値の高い大学に行く、といったくだらない判断基準の排除)をもっと真剣に考えるべきだ。

 

 

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