自分で言うのもなんですが、私はキレイ好きです。
といっても、キレイ好きでない人が嫌い、ということはありません。
キレイ好きでない、を通り越して、汚いとなると嫌いですが、それは「汚い」という言葉の印象通り、一般的な傾向だと思います。
さて、キレイ好きには2種類います。
一つは、整理整頓、つまり物が整然とならんでないと嫌だったり、散らかしたままが嫌だったりするタイプ。
もう一つは、清潔、つまり物自体を磨き上げたり、掃除機を頻繁にかけたりするタイプ。
ちなみに私は前者です。
私の周りにもキレイ好きはたくさんいますが、この2つをマトリックス的に考えると、
- 整理整頓好き、清潔好き
- 整理整頓好きのみ
- 清潔好きのみ
- どちらもなし
の4タイプに分かれます。
実際は整理整頓にも清潔にも度合いがあるので、こう単純には分けられませんが、そこはシンプルにするために無視します。
さて、1の度合いがきつすぎると、潔癖症と呼ばれることが多いようで、ほどほどにしておいたほうが良いでしょう。
4は、ゴミ屋敷になっちゃうので、早々に改善策を練りましょう。
そして面白いのが2,3です。
私が属する2は、見た目の即効性を求めていると思われます。
整理整頓が行き届いていると、ぱっと見た目は非常に良い。
即効性を求める理由は色々とあると思いますが、私の場合は探しものが減るからです。
そもそも私も含め2のタイプの人は、探しものが下手な人が多いようですね。
それを自覚してか無意識かはわかりませんが、整理整頓をすることによって予防しています。
一方3に属する人は、マイペース派。2が人の目を気にしているのに対し、3は自分の満足のためのキレイ好きなようです。
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こんなことを考察してなんなんだ、と言われればそれまでですが、前述したとおり私が2に属するのに対し、実は妻が3なんです。
この2人が一緒になると、とてもうまくいくか、不毛な喧嘩が絶えないかどちらかに極化します。
2人のパワーバランス(?)にもよりますが、整頓されているけどひとつひとつのものは意外と汚れているか、きれいなものが散らかっているか、になります。
私たち2人の決め事は、嫌だと思うことは自分でやる、です。
つまり、散らかっているのが嫌だと思うのならば、そう思う人が片付ける、ということです。
これは我ながら良い取決めだと思っていますが、こういう取り決めをしないと、お互いにきれいにしたいという気持ちは同じなのに、喧嘩になっちゃいます。
キレイ好きという中にも2タイプあって、これらも最終的には自己満足です。
他の価値観と同じように、人への強要さえしなければ、うまくやっていけるはずですね。