私はお酒を飲みません。もうちょっと詳しく言うと、5年くらい前にやめてしまいました。
やめた理由は色々ありますが、要するに「なんとなく」です。
決して大きな事故を起こして懲りたとか、健康のことを気遣ってだとかいう理由ではありません。
冒頭の記事は、お酒を「飲めない」人の特徴なので、お酒を「飲まない」私とは違うところもありますが、その違いが問題にならない内容もあるので、私の視点から見ていきます。
飲み会を断る理由
いきなりですが、飲まないのと飲み会不参加は基本的に関係ないと思います。
実際私はお酒を一滴も飲まないにも関わらず、飲み会には率先して参加します。
本文中にもあるように、飲まない人がいると場が白けるということもあると思いますが、相手が飲まないことを知った上で誘われたのならば、特に断る理由もありません。その空気が嫌なのは、相手ではなく自分自身ではないでしょうか。
飲み会を楽しめない理由を、酒を飲まないことによって正当化しているように感じます。
一方、その飲み会が楽しくないと感じさせる方にも問題があります。
それも決して酒が入っていないから、という理由だけではないはずです。
実際私は酒を飲まずに飲み会に参加して、楽しい時と楽しくない時とありますが、後者は、「酒飲まないなんてつまんないやつだなぁ」的なことを言うつまんない人がいる場合もあります。
割り勘負け
これは正直感じることはあります。
しかし、これも自分自身の問題です。飲むのも飲まないのも自由なので、飲まなかったから少し支払い分を減らしてくれ、というのはちょっとわがままかもしれません。
実際に、飲む人の中でもガンガン飲む人から嗜む程度の人まで色々いるでしょう。
尚、逆の立場、つまり飲んでいる方の立場ならば、少しは気を使ってあげたほうが良いと思います。
見下される?
これは全く感じません。寧ろ最近は羨ましがられるくらいです。この辺はたばこと近くなってきたようで、「本当は酒をやめたいんだけど、なかなかねぇ」みたいな言葉はよく耳にします。
飲まないと言うだけで見下すような人とは距離を置いたほうがよいでしょうね。
そんなの人の自由です。
◆
他の項目は割愛します。
ちなみに、私の場合はお酒をやめて本当に良かったと思います。
今でも、お酒をかなり飲んでいた頃からの知人は、よく断酒が続いて意思が強いね、と言われますが、特に我慢しているわけではなく、ちっとも飲みたくならないだけです。
運転が好きなので、飲酒運転を気にする必要もなくなったことは嬉しいことです。
また、お酒代だってかなりうきました。
そしてなにより、一日の時間がとても長く感じられるようになりました。
朝の寝起きもスッキリしているし、夜も寝る直前までアクティブに行動出来ます。
良いことばかりです。
かといって、みんながみんなお酒をやめたほうが良い、とも思いません。
私はたまたま、酒がなくても本音を言うし、楽しめるタイプの人間でしたが、お酒の力を借りて、たまには言えない本音を言う、という人もいると思いますし、それが悪いこととも思いません。
それに、大きな話ですがお酒が経済に与える影響は結構大きいでしょう。
酒税はもちろん、間接的な経済効果が大きいことは、素人から見てもすぐにわかります。
人はみんな違うので、一人ひとりが、お酒を飲むかどうか、飲むならどういった飲み方をするか、誰とどこで飲むか、ということも考えるべきだと思います。