日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

政治家のやることを、庶民はすべて理解できるのでしょうか?

人間は皆平等、ではありません。

社会としては可能な限り公平にしようという努力はしなければいけませんが、平等になることは決してありません。

それはネガティブなことではなく、違いがあるので積極的に認めていこう、ということです。様々な分野の違いのなかに、能力の違いもあり、これには残念ながら優劣があります。

 

ヒトが他の生物よりも圧倒的に勝っているのは知能です。だからこそ、体力も大きさもヒトよりもっともっと大きな生物がたくさんいるのに、ヒトは地球の覇者です。

 

知能が高い人を天才と呼ぶとして、これだけ成熟した社会を形成する日本の舵取りをするのは、天才でないとできない、と思います。

そして日本の舵取りをするのは政治家です。

 

ネット、SNS普及が政治家への誹謗中傷をさらに加速させました。

確かに政治家は絶大なる権力を持っています。なぜなら法律と予算を決める権限があるからです。

法律を決めるというのは、死刑制度を存続させる、させないというのを決めるのも政治家なので、つまり人の命を左右する権限があるとも言えるのです。

予算を決めるということは、生活する上で絶対必要なお金の流れを決めるということです。

 

これだけ絶大な権力があるからこそ、暴走しないように権力監視が必要で、それはマスコミやジャーナリストだけでなく私たち一般庶民も監視する必要があると考えます。

 

しかし、権力監視と誹謗中傷はイコールではありません。

権力監視の一部に誹謗中傷も含まれるだけです。ところが、政治家は誹謗中傷のターゲットに、ことあるごとになります。辛い職業です。

 

ところで、あの政治家は頭が悪いとかボケとかカスとか書き込まれている政治家もたくさんいますが、政治家って基本的にかなり頭が良い、知能が高い。

こういっては反論をくらいそうですが、誹謗中傷している大半の人よりも優秀です。

 

そんな天才集団が政治家として国の舵取りをするときに、その天才集団の国家戦略ってはたして一般庶民に理解できるのでしょうか。

 

確かに脇が甘いことが原因で失脚した政治家もたくさんいますが、基本的に政治家は心から日本を良くしようと思っているはずです。

なぜそう思うのか、それはそれだけ優秀ならばもっと給与面でもその他の面でも優遇される企業への就職といった人生を選択できたはずなのに、政治家になっている、ということから推察しています。

一般サラリーマンよりは給与は良いですが、大企業よりは少ない。

優遇という意味では、常にひと目にさらされ誹謗中傷を浴び、選挙に落選したら無職、という不安定さまでついてきます。

日本を良くしようという信念がないのに、わざわざそんな職業選択をするとは思えません。

 

日本良くしようという信念があり、しかも天才。

私は情報開示等はある程度必要ですが、機密という側面も考えて、ある程度は政治家に任せたほうが、結局日本は良い方向に行くのではないかな、と思っています。

 

もちろん、結果は見ます。それがよくなければその人やその党には投票しません。民主主義ですから。

しかし、やっぱり天才っていると思います。庶民には考えもつかない国家戦略が、表面的には無駄に見えることもあるかもしれません。

それでいちいち立ち止まっていて日本がよくなるとは思えません。

 

投票に行って自分の意思を示せば、後は当選した政治家に任せる、というのがもっとも円滑な政治を生むのではないでしょうか。代議制ですからね。

世論もあって良いですし、実際にそれはなくなりませんが、最近あまりにも人民裁判的なことで失脚する政治家が多い気がします。優秀な政治家を人民裁判で失脚させることは、誰のためにもならないんですけどね。

 

 

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