日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

ルールとマナーの履き違え

https://snjpn.net/archives/100843

私は、マナーのためのマナー、つまりその行為自体にあまり意味がないマナーは必要ないと考えています。 飲み会での座る位置とか、印鑑の押し方など、これで誰かが困ったり不快になったりすることがあるのでしょうか。

しかし、逆に意味のあるマナーはあったほうが良いと考えます。 冒頭で話題になっている、商品を元の位置に戻す行為は、店員の業務負担軽減という誰にでもにわかる意味があります。

しかし、木村さんが言うように、確かにこれはそもそも店員の仕事です。 でも、ここで言っているのはルールではなくてマナーです。

ルールとマナーは違います。

ルールは規則、つまり特例を除いて誰もが守らなくてはいけないことです。 商品を元あった場所に戻すことをルール化することはできないでしょう。 繰り返しますが、本来それは店員の仕事だからです。

マナーは、守らなくてはいけないことではありません。 そうしたほうが良いよ、ということです。 だから強制力はありません。

ところで、法律は最低限の道徳だ、という言葉があります。 つまり、最低限ではない道徳が、法律に定められていなくてもたくさんあるということです。 ルールは法律、マナーは道徳と置き換えられるでしょう。

商品を元に戻す行為は、ルールではありません。 しかし、それを客が戻してあげたら店員も助かります。 その労力はさほどでもありません。

店員の仕事だからする必要ない、と言い張ることもできますが、そんな人ばかりになっちゃうと、余計な人手が必要で、その分の人件費がコストに上乗せされ、利益をあげるために商品の値段を上げる、ということにつながり、しわ寄せが客自身に戻ってきます。

もしくは、人員を増やさず、業務だけが増えて、給料はあがらないので、ブラック企業が生まれます。

本来は店員の仕事・・ そんなことはわかっています。 だから木村さんはしなくても良いかもしれません。

しかし、それを「しなくてよい」と流布するのだけはやめてほしいなと思います。 こういうのこそ、必要なマナーではないでしょうか。