日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

ソースについてのいろんな話

大学生になってひとり暮らしを始めた時、必要なものの買い出しに行きました。

料理はあんまりしませんが、とりあえず調味料とかもいるかな、と思ってしょう油とソースを。

 

しょう油とソースってセットみたいなものだと思ってたんですが、違うコーナーなんですね。

 

しょう油はさておき、ソースがいっぱいおいてあるコーナーへ。

ウスターソース、とんかつソース、お好みソース・・・

いろいろあります。

 

「ソース売り場」の画像検索結果

 

私「すいません、普通のソースってどこですか?」

店員「ありますよ、これです(と言ってウスターソースを差し出す)」

私「いや、ウスターソースじゃなくて、普通のソースです」

店員「え?普通のソース・・・ですか・・?」

私「そうです、普通のソース!」

 

このやりとりの意味わかります?

 

実は私、(大学生の歳にもなって)家にある普通のソースがウスターソースってことを知らなかったんです。

 

そりゃ店員さんも困りますな・・・

何いってんだこいつ、と思っていたに違いない。

すいません・・・

 

言い訳させてもらえば、私は普通の・・・じゃなくてウスターソースってほとんど家で使わないんです。

使う機会がない。

とんかつにはとんかつソースをかけるし、お好み焼きにはお好みソースかけますけど、ウスターソースはほとんど使ったことない。

(じゃあなんで買うんだ、というつっこみはごもっともです・・・)

 

理由はともあれ、私が無知だったのは承知の上で、、、

しょう油とソースっていうセットの言い方、ちょっと考えたらおかしくないですか?

 

だって、しょう油も英語で言えばソイソース、つまりソースの一種です。

 

ソースの意味を辞書で改めて調べると、

ソース

洋風の液体調味料、または、かけ汁

 とあります。

 

つまり、総称ですね。

だから、しょう油とソースって、プリウスと自動車、みたいなものです。

うーーーん、、、

 

もし略すのなら、ソースの方を省いて「ウスター」って呼ぶべきでしょうよ。

 

じゃあ、なんでウスターって呼ばれなかったのか。

それは、ウスターっていう言葉の意味があんまり浸透していないからだと思います。

 

とんかつソースとかオイスターソースとかだったら、わかりやすい。

ソースの前が料理名とか原材料名とかを表しているからです。

ホワイトソースも、色を表しているから単純な名前ですよね。

 

でもウスターは料理名でも原材料名でもなく、イギリスの州名だそうです。

そりゃ広まらないわ。

 

 

少し戻って、つまりソースって液体調味料全般をさすから、その種類は膨大。

あげはじめたらキリがないので、逆にこれはソースなの、というものを考えて見ました。

 

ドレッシングはどうでしょう。

液体だし、調味料として使わないこともない。

 

で、調べてみると、フランスなんかではドレッシングもソースと呼ぶそうです。

まあ、ソースのカテゴリーに含んで良さそうですね。

 

じゃあマヨネーズは?

マヨネーズは、液体というにはちょっとドロっとしすぎてるかな、、、

 

マヨネーズの語源を調べると、

地中海に浮かぶメノルカ島にあるマオンという地名です。

マオンのソース「マオンネーズ」、これがマヨネーズと呼ばれるようになったそうです。

 

ということで、マヨネーズも語源から探ると立派なソースでした。

 

 

傘に次ぐ、「どうでもよいけどなんかオモシロイ、と自分が感じるもの」入りに決定したソース(なんじゃそりゃ)。

 

今後もソースから目が離せないぜ!