日々じゃーなる

日々の生活でおもったことをなんとなく、でも結構まじめに綴るブログです。 趣味は読書とビリヤード。仕事は音楽関係。

ルーターって何?

Wi-Fiルーターは、いまやほとんどの家に一つはあるんじゃないでしょうか。

5Ghz対応でないようなずいぶん前のモデルを使っている人は、電子レンジをかけただけでネットが急に遅くなったりするので、買い替えたりしますよね

 

その辺が苦手な友人に、どれを買ったら良いか、という相談を電話で受けたときに、今家にある機器のことを聞いても、一発で帰って来たことはほとんどありません。

 

私「今使っているルーターの型番とかわかる?写真でも良いよ」

相手「えっと・・なんかいくつかあるんだけど、どのくらいの大きさのやつ?」

私「どのくらいと言ってもね、、、まあほどほどのサイズ」

相手「じゃあ試しにこれかな?」

(写真が送られてくる)

私「違うね、それはONUかな」

相手「は??」

 

みたいな感じ。

 

 

現在多くの家は、光ファイバーというケーブルを伝ってインターネットをしています。

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でも、光ファイバーをつなぐ口は、パソコンとかにないですよね?

だからLANと呼ばれる口に変換しないといけません。

 

LANポートを利用して複数の端末でネット接続する時の注意点 | SoftBank ...

 

この変換器がONUと呼ばれる機器(光回線の終端装置)です。

光回線終端装置 - Wikipedia

 

まだここまでには、ルーターという言葉は出ててませんね。

 

ルーターというのは、この変換器のあとにつけるものです。

で役割は、交通整理です。

 

家に複数台のネットワーク機器があるのが当たり前になりました。

それらにちゃんとローカルIPアドレスを振ってくれるのがルーター

ちなみにIPアドレスにはローカルとグローバルとあります。

アドレスというくらいだから、住所みたいなもんですが、いくつか部屋がある一戸建てに例えると

 

グローバルIPアドレス:〇〇県〇〇町みたいな住所

・ローカルIPアドレス:キッチン、寝室、など

 

キッチンも寝室も同じ住所でしょ?

だから、おなじルーターを通したネットワーク機器は、ローカルIPアドレスは違っても、グローバルIPアドレスは同じです。

 

一つのグローバルIPアドレスを、機器がある数だけローカルIPアドレスを振ってちゃんと管理し、ONUとつないでネットワークの行き来を管理しているのがルーターなので、ルーターの機能は結構高機能で、小さなコンピュータとみなして良い。

 

ただ、ルーターの役割はあくまで複数ある機器を管理することで、LANポートの数を物理的に増やすことではありません。

LANポートを物理的に増やしてくれるのは、ハブです。

これは、コンセントのタコ足しみたいなものですね。

 

ただ、複数台のネットワーク機器をつなぐのにはルーターが必須なので、結局ハブにルーター機能を付けます。

だから、ルーターは、ちゃんとした呼び名をつけるとしたら、ルーター機能付きハブ、もしくはハブ機能付きルーターです。

 

さて、スマホや無線プリンタなど、実際にLANポートがない機器も多くなりました。

最近はコンピュータにすらLANポートはついてませんね。

これらは、無線LANアクアスポイントという、無線の親機みたいなところとセットになって初めてネットワークにつながります。

じゃあその無線LANアクセスポイントという機械はどれ、となりますが、この機能もルーターについていることがほとんどです。

 

つまり無線LANアクセスポイントとハブ機能付きルーター、ということですね。

これが世に出回っている無線LANルーターのことです。

 

上で説明したONUは、ネット通信事業者からレンタルするのが一般的ですが、このONUルーター機能、ハブ機能、無線LANアクセスポイント機能がついているものもあります。

これだと、すべてコミコミで1台ですっきりです。

契約申請中のNURO光は、この種のONU(ホームゲートウェイ)なので、すっきりです。

 

気をつけたいのは、ルーターは必ず必要ですが、一つのネットワークに一つにしておかないと不具合が起きるということです。

 

上記したNURO光契約でレンタルするホームゲートウェイは、ルーター機能が完備されているのですが、間違ってこれに無線ルーターをつなぐと、ルーターが重複します。

 

どうしても自前のルーターを使いたい場合は、ホームゲートウェイの方のルーター機能をオフにし(できるのかな??)、自前のルーターのあとにネットワーク機器をつなぎましょう。

もちろん、無線LANアクセスポイント機能も自前の方を使います。

(ホームゲートウェイの方のルーター機能を切ったら、無線でアクセスする機器もルーターを通っていないことになるでしょう)

 

もしくは、ホームゲーウェイの方のルーター機能はそのままで、自前の無線LANルータールーター機能をオフにします。

(アクセスポイントモード、とか言ったりします)

 

おさらいです。

 

①インターネット回線(光ファイバー

↓(光ファイバー

ONU

↓(LANケーブル)

ルーター

↓(LANケーブルor無線)

④ハブでLANケーブルを伝って機器へ、もしくは無線LANアクセスポイントから各ネットワーク機器へ

 

このうち、③と④はほぼほぼ一台にまとまっています。

場合によっては②③④もまとまってます。