今週のお題「2017年にやりたいこと」
せっかくなのでお題にのっかってみる。
毎年この時期には、色んな人の抱負を耳にする。
しかし、抱負は実践しないと意味がない。
昨年初に考えた抱負は、覚えているだろうか。
ということで、自分も抱負を考えてみる。
抱負というと、何か新しいことにチャレンジする、といった雰囲気がある。
自分としては、それよりも、昨年中にできたことを、今年は変わらず継続する、ということを抱負にしようと思った。
抱負:ブログ継続。毎日。
パソコンでもタブレットでもスマホでも更新できるブログを毎日続けられなかったら、それは本人の意志に原因がある。
あと、せっかくなので広告も載せてみようという下心もある。
ブログで生計を立てたいとおもっているわけではないし、そんな才能もないが、ブログを毎日継続するためのモチベーションをほんの少しあげる役割はありそうだ。
◆
毎日ブログを続ける。
それこそまさに、急がず休まず、という行為ではないだろうか。
文章を書く事は、とくに何かに急かされているわけではないので、急がなくても良い。
しかし、毎日続ける為には、一日のどこかにその時間をなんとか設けなくてはいけない。
広告収入を得る、という目的がなければ、それは限りなく自分主導の行為になり、過激な発言や誹謗中傷さえしなければ特に誰の迷惑にもならない。
そういう行為から学ぶことは意外に多いが、実生活の中でそれにあたる行為をみつけるのは、これまた意外に難しい。
話が大きくなるが、自分の仕事である音楽と比較してみる。
音楽はそもそも、お金稼ぎ、生活の利便性のために生まれたものではない。
雨乞いのダンスミュージックだったり、ある儀式で演奏されたりしたのが起源といわれており、どれが正しいかはその歴史の古さ故、正確にはわかっていないが、少なくともお金の概念ができあがる前からあるものだ。
つまり、音楽の根源的なモチベーションは、楽しいから、面白いから、何かしら必要だと「感じた」から、というような、漠然としたものでしかない。
しかし、それは人に向けて発せられるコンテンツなので、少なからずの影響、ときには大きな大きな影響を人に与える。
このねじれが音楽を音楽たらしめており、最大の魅力だ。
収益を考えなければ、ブログを書くという行為も似ている。
書き手は、書きたいから書く、という以外の明確な理由はない。
少なくとも自分にはない。
しかし、ネットでアウトプットしている時点で、それは独り言ではなく、人に向けて発せられるコンテンツになるし、それから影響を受ける人もいる。
自分程度のブログならいざしらず、非常に質の高いブロガーの意見は、ときには大きな影響を世に及ぼす。
たかがブログ、されどブログ。
今年も楽しみながら書き続けよう。